
――まずは改めて『GT SPORT』を『GT7』としなかった理由について教えてください。
「 『SPORT』と名付けた経緯はそれほど大きな意味はなくて、その当時、スポーツで頭がいっぱいだったんです(笑)。 結果的にできあがったものは何かといいますとスポーツの成分は全体の10%~15%程度入っていますけれども、 残りの部分はスポーツとは関係のない、これまでの『GT』のよい部分のエッセンスだったり、スポーツ以外の新しいチャレンジになっています。」
――開発を進めていく過程で、内容的な部分にも変化があったのでしょうか?
そうですね。開発を進めていくと、どうしてもアレもコレも加えたくなってしまうんです。これまでの『GT』でもそうでしたが、実は『プロローグ』だからこの内容、『GT7』ならこれくらい、という作り方はしていないんですよ。
今回は十分時間をかけたいと思いましたので、結果的に『GT7』を超えるものになってしまったような気がします(笑)。
――当初、2016年11月の発売が予定されていましたが、発売を延期された理由というのは?
過去に発売した『GT』のなかには「もっとクオリティを高められたかな?」と感じられる段階で手を離れてしまったチャレンジというものがいくつかありました。おそらく、あの段階で発売していたら、その繰り返しになっていたと思うんです。
でも今回延期するという決断をしたことで、根幹になる部分はそれほど大きく変わっていませんが、それでも熟成は進みましたし、新しいチャレンジの部分も、誰が触っても快適なくらいに、デザイン上の美しさというか、そういうものになった気がします。
2017年8月1日(火) 山内一典さんが語る『グランツーリスモSPORT』のこだわり。コース作りやスケープスのポイントに迫る
最初に『グランツーリスモスポーツ』の情報が出てきたとき、ビジョングランツーリスモのゲーム版という感じの話だった。
『グランツーリスモスポーツ』が『7』なのかという質問には、あきらかに『7』ではないと思う。あえていうなら『グランツーリスモ7プロローグ』。それだけゲーム内容は貧弱だ。
山内氏は以前から車やコースを大量のDLCで追加するというアイデアを提案していた。でも、それはグランツーリスモファンの大反対で実現には至っていない。山内氏としては『フォルツァ』のように毎月カーパックを次々と配信し、ユーザーがそれを嬉々と買ってくれるのが理想なんだろう。

ニード・フォー・スピード ペイバック 【予約特典】Platinum Car Pack 同梱この商品の発売予定日は2017年11月10日です。
¥ 8,424¥ 6,881
DiRT (R) 4?¥ 8,618¥ 6,991
当初の酷評は嘘。まともにプレイせず批評しているだけ。
海外でも酷評されていましたし、日本でも微妙な評価が多かった本作ですが、とんでもない。前作のDiRT Rallyと比べても順当に進化しています。挙動に関しては確かにマイルドにはなっていますが、前作がシビア過ぎただけの話であり、マイルドになったといってもそこまで差があるようには感じませんでした。前作で「これじゃリアルのラリーみたいに無敵時代は作れんだろ」みたいな挙動だったランチアのマシンも程よくマイルドになっており、あの悪夢のようだった超ウルトラオーバーステアは影を潜めています。あれはいくらなんでも可笑しかったですし、今作の方が納得のいく挙動になっています。だからと言って簡単ではありません。037とストラトスの性能を引き出すことが出来るのは、極一部の人だけでしょう。
【PS4】Project CARS 2【早期購入特典】日本車4種が手に入るプロダクトコード同梱この商品の発売予定日は2017年9月21日です。
¥ 7,776¥ 6,354
ゲームを越えた本物のプロドライバー体験レーシング世界の著名なドライバーが制作に参加。リアルな走りを追求したドライビングシミュレーションゲーム開始からコース・車種全て解放。好きなクルマで好きなコースを好きな季節や時間で走る事が可能。「改造」「車の獲得」などを楽しむのではなく、各車の設定調整をすることでの、「コンマ1秒」を削る己の腕を試すゲーム性。
F1 2017この商品の発売予定日は2017年9月14日です。
¥ 8,618¥ 7,263